オール電化賃貸とは?メリットやガス代との比較について解説
昨今では、不動産物件の中にオール電化対応の賃貸物件が増えています。
ガスを使わず電気が中心の生活になるので、住み心地や電気代など気になるところもあるでしょう。
そこで今回はオール電化賃貸のメリットや光熱費、エコキュートになった際の水圧の変化について解説します。
オール電化の賃貸物件に住む場合の電気代について解説
1人暮らしの場合、オール電化とガス併用の賃貸物件ではどちらが安くなるのか気になる方も多いでしょう。
関西電力が発表している1人暮らしの電気代と総務省統計局が発表している情報によると、電気だけ生活のほうが月2,410円高いという統計結果がでています。
併用したほうが節約に繋がるのではと思うかもしれませんが、実はライフスタイルに合わせたプランを選択することが可能です。
たとえば昼間に電気を使うことが多い場合は、昼間の電気代が安いプランがあります。
逆に、昼間は仕事で家を空けることが多い方は、夜の電気代が安いプランがおすすめです。
ライフスタイルに合わせて、料金プランを選べばお金の節約にも繋がるでしょう。
オール電化とガスの併用どちらが良いか比較して解説
オール電化にした場合、火を使わないので火災の心配は無くなります。
電気に一本化することで光熱費の管理もしやすくなりますが、日中や夏場の電気代が高くなることが欠点です。
調理もコンロではなくIHヒーターでの調理になるため、お手入れが楽になります。
一方、併用した場合エネルギーコストが電気よりも安く、同じ量のお湯でも電気より安いところが特徴です。
関西電力のはぴeタイムR(デイタイム 1kwhあたり26.33円)と都市ガス(20㎥あたり175円)の金額を比較します。
関西電力の場合、お湯はり1回分の金額は約191.35円。
都市ガスの場合、お湯はり1回分の金額は89.48円です。
このように2つを比較するとガス料金が安くなるので、併用したほうが光熱費を節約できるでしょう。
オール電化で給湯器がエコキュートになった場合の水圧の変化について解説
エコキュートとは、空気の熱を集めて熱エネルギーに変える給湯システムです。
省エネで環境にも良いことから、多くの家庭や賃貸物件で使用されています。
しかし給湯器をエコキュートにした場合、どうしても水圧が弱くなります。
その理由はエコキュートは1日に利用するお湯をあらかじめ作って貯蔵しておき、お湯が必要になった場合貯めておいたお湯を供給する仕組みだからです。
一般的な水道の水圧は500pkaに対し、エコキュートは180pkaまで減圧されます。
タンクにためておく場合そのままの状態だとお湯を保つことができないため、減圧弁を設置します。
実は、この減圧弁が影響し弱くなってしまうのです。
対策として、高圧給油タイプのエコキュートを使用するか、低水圧用シャワーヘッドの利用をおすすめします。
まとめ
今回はオール電化賃貸物件の電気料金や水圧について解説しました。
今後オール電化の賃貸物件は増えると予想されるので、ガスとどちらが安いか気になる方もいるでしょう。
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