新社会人として働き始めて、一人暮らしをスタートする方が多くいますが、部屋選びが大切になってきます。
生活費など、生活するためにはお金が必要で、家賃によって毎月の支払いが大変になります。
貯金も難しくなるため、毎月支払う目安を知ることによって部屋選びがしやすくなるでしょう。
そこで今回は、新社会人が一人暮らしをするときの家賃の相場や生活費を抑える方法などについてご紹介します。
新社会人が一人暮らしをするときの家賃の目安
一般的に家賃の目安は、手取りの3分の1とされています。
入社する会社にもよりますが、新社会人の給料は、2〜3年勤務している社会人と比較をすると給料が低めです。
3分の1で物件を探してしまうと、家賃以外の支払いで貯金ができず、生活が苦しくなる恐れがあります。
そのため、手取りの4分の1の賃貸で探すことによって、生活費を支払っても貯金できる余裕が生まれ、無理のない生活がしやすくなります。
給料によって一般の社会人の目安よりも、少し低めに設定して探すと良いでしょう。
新社会人が一人暮らしをするときの生活費
新社会人が1か月で消費する生活費は、総務省の家計調査によると約17万円かかっているデータがあります。
住居費がもっとも消費しやすい費用ですが、次に多いのが食費です。
一般的に4万円近く食費がかかっているケースが多いですが、外食や自炊などによって負担する金額が2万円ほど変わってきます。
食費のほかに支払う必要がある水道光熱費は、約1万円かかることが多いです。
また、スマートフォンやネットを使用する通信費は、1万5,000円であるケースが多くあります。
しかし、食費と同様、使い方や契約内容によって支払う金額が大きくなり、1か月に消費する金額は、17万円以上かかる恐れがあるので、注意が必要です。
新社会人の一人暮らしで家賃の負担を抑える部屋の探し方
新社会人の目安である手取り4分の1まで、家賃を抑える部屋探しのポイントは、まず時期を考慮することです。
1月から3月頃には、部屋を探す方が増えて引っ越しが多くなってくるため、良い条件の賃貸は早めに決まってきます。
そのため、高い物件の値下げなど、交渉に応じてもらいづらく、家賃を抑えるのが難しいです。
しかし、4月から6月、10月から12月の時期になると部屋を探す方が少なくなるため、オーナー側は入居率を上げたいと考えており、こちら側の交渉に応じやすい状態になっています。
また、築年数や駅からの距離によって、家賃が安くなる傾向にあります。
築年数が経っていても、メンテナンスがしっかりしている物件もあるため、駅からの近さなどを気にしなければ、希望する部屋に巡り会える可能性が高くなるでしょう。
まとめ
新社会人が一人暮らしをするとき、手取りの3分の1の家賃で苦しいのであれば、4分の1まで抑えて部屋を探すことをおすすめします。
生活費の出費によっては、貯金する金額も増え、新しく部屋を探すときなどの資金になるでしょう。
家賃を少しでも抑えるならば、引っ越しが少ない時期や築年数など、あまり条件を厳しくし過ぎないようにしてください。
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