憧れのマイホームを建てたいと思う方がいる一方で、部屋を借りて住み続ける方が負担が少なく楽だと考える方もいるでしょう。
持ち家と賃貸物件、どちらにしても家賃や維持費がかかります。
時代の流れでマイホームを建てない選択をする方が増えているようですが、居住費を比較するとどちらがお得なのでしょうか？
引っ越しを機に、住宅の購入を検討している方は参考にしてみてください。
賃貸物件VS持ち家の家賃を比較！
住宅を購入するのと借りるのとでは、毎月の支払い額を比較すると、ローンの種類や家のグレードにもよりますが大差ありません。
両者の大きな違いは初期費用にあるといえるでしょう。
持ち家の場合、頭金を始めとした初期費用が数百万円かかるのに対して、賃貸物件は敷金礼金など数十万円で済むことがほとんどです。
持ち家は初期費用が高額ですが、ローンを払い終えたら毎月の大きな支払いがなくなり、家が自分の財産となるメリットがあります。
一方、賃貸物件の場合は老後も一生家賃を払い続けるため、貯蓄を残しておく必要があります。
賃貸物件VS持ち家の保険を比較！
近年多発する自然災害に備えて、火災保険に加入する方は増加傾向にあります。
火災保険は建物と家財に保障の対象が分かれていて、賃貸物件の建物に対する火災保険は大家さんが契約しています。
持ち家では、住宅ローン契約の際に団体信用生命保険（団信）の加入を条件とする金融機関がほとんどです。
団信とは、契約者の死亡や高度障害など不測の事態に見舞われたときに保障が適用され、残りの返済が免除される仕組みです。
保険料の負担はあるものの、契約者に万が一があっても家族は住み続けることができるので安心材料になるでしょう。
賃貸物件と持ち家では保険の対象が変わってくるので、しっかり内容を比較して選んでください。
賃貸物件VS持ち家の維持費を比較！
不動産を購入する場合、継続的にかかるお金として、固定資産税や都市計画税があります。
固定資産税とは、土地や家屋など固定資産の所有者に毎年課せられる税金のことで、資産価値に応じた税金の納付が必要です。
一方、都市計画税は固定資産税のように土地や建物を持つすべての方が払うわけではなく、市街化区域内に土地や家屋を持っている方が対象となります。
都市計画税の納税額は物件の価値によって数万円から数十万円ほどです。
他にも、経年劣化による外装や設備の修繕も維持費としてかかります。
一方部屋を借りる場合、月々に支払う共益費や管理費から管理会社が修繕や設備管理の手配をしてくれるため、突発的な出費はほとんどありません。
しかし、賃貸物件に維持費を払い続けても自分の資産になることはなく、将来的に何も残らないのがデメリットです。
まとめ
賃貸物件と持ち家の家賃や維持費について比較しました。
家を購入すると資産として残りますが、付随して税金や修繕費がかかります。
引っ越しを機にマイホームの購入を検討している方は、今回の内容を参考に自分のライフプランと合わせて考えてみてください。
大阪市浪速区、中央区、西区などで賃貸物件をお探しの方は、私たち株式会社マストにおまかせください。
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