ブラックリストに載っていると賃貸物件を借りにくくなりますが、必ずしも契約できないわけではありません。
今回はブラックリストが賃貸物件の契約に与える影響と借りられる物件の探し方を解説します。
工夫次第で見つけやすくなるので参考にしてみてください。
賃貸物件におけるブラックリストとは
ブラックリストは実際には存在しないリストで、信用情報機関にネガティブな情報が掲載されることを指します。
たとえば、クレジットカードや借金の返済遅延や家賃の滞納、自己破産の経験などです。
ブラックリストに載ると新たにクレジットカードを作成できなかったり借り入れができなくなったりと、さまざまな影響を及ぼします。
一度掲載された情報は残り続けるわけではなく、支払いの遅延や任意整理なら5年間、自己破産や個人再生なら5〜10年程度と一定期間で情報が削除される仕組みです。
情報が削除されると、新たにクレジットカードを作成したり借り入れができるようになったりします。
ブラックリストが賃貸借契約に与える影響とは
賃貸物件の入居審査では家賃の支払い能力があるかを重視されるため、ブラックリストに載っていると、家賃を滞納する可能性を考慮され落とされる可能性あります。
また、入居審査では支払い能力のほかにチェックされるのが人柄です。
支払い能力に問題がなくても、貸したくないと思われるような人柄では入居審査で落とされる可能性があります。
来店時に高圧的な態度をとったり奇抜な服装だとマイナスの印象を与え、入居後にトラブルを起こすのではと警戒され、審査の通過が難しくなります。
ブラックリストに載っていても借りられる賃貸物件の探し方
賃貸物件の探し方は3つあります。
1つ目は、保証会社不要の物件を選ぶことです。
保証会社不要の物件であれば信用情報を確認されないため、ブラックリストに載っていても借りやすいでしょう。
2つ目は、家賃が安い物件を選ぶことです。
家賃の安い物件のほうが支払いやすいため、入居審査にとおりやすい傾向にあります。
家賃上限を収入の3分の1を目安に選ぶと良いでしょう。
3つ目は、クレジットカード契約が義務付けられている物件を避けることです。
クレジットカードでの家賃引き落としが必要な物件では、クレジットカードの審査に通るかで信用情報を確認するため、クレジットカードの審査に落ちると入居審査も落とされる可能性が高いです。
口座引き落としや銀行振込などの支払い方法がある物件を選びましょう。
まとめ
今回はブラックリストが賃貸借契約に与える影響と借りられる物件の探し方を解説しました。
ネガティブな情報は悪影響になりますが、探し方次第で賃貸物件を借りられる場合があります。
解説した3つの探し方を参考にしながら自分に合った物件を探してみてください。
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