賃貸物件でペットと一緒に住みたいと考えているけれど、退去費用が高いという噂を聞いて、どれぐらいの費用がかかるのかと不安になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ペット可賃貸物件の退去費用の相場や、費用を抑えるための対策についてご紹介します。
ペット可賃貸物件の退去費用が高いのはなぜ?
ペットと住んでいた賃貸物件を退去する際に費用が高くなるのは、おもに3つの理由があげられます。
1つ目は、猫や犬の場合はとくに爪などで壁やフローリングを傷つけてしまい、修繕するのに敷金が多めにかかることです。
2つ目としては、おしっこなどの汚れがあげられ、フローリングや畳といった素材によってはシミや腐食の原因となり、床材などを買い替える必要もあるためです。
3つ目においては、ペットのにおいの問題であり、においを消すにはクリーニングのみならずクロスの張り替えなどが発生する場合もあり、全体的に高くなる傾向にあります。
ペット可賃貸物件の退去費用は高い?相場をご紹介
ペット可賃貸物件の退去費用としては、修繕の内容や範囲の広さによっても異なるため、部屋のパーツごとに分類してご紹介します。
まず、フローリングの場合だと傷や汚れが目につきやすいところであるため、修繕費用の相場としては6畳〜10畳で10万円〜16万円ほどかかるといわれています。
次に、壁はクロスのはがれや汚れによる張り替えの修繕で、4.5万円〜6.5万円ほどとなっています。
最後に、動物臭の除去はワンルーム〜2LDKまでは2.5万円〜7万円ほどといわれていますが、部屋の状況や貸主の判断によっても異なるでしょう。
ペット可賃貸物件の退去費用を抑えるための対策とは
まず、フローリングなど床についての対策として、ラグマットやタイルカーペットを敷きつめると傷や汚れを防げます。
とくに、撥水加工されたタイルカーペットを使用すれば、おしっこも簡単に拭きとれて汚れたところのみをはずして洗えるためおすすめです。
また、猫や犬の場合は爪のケアを定期的におこなうことで、床やカーペットへのダメージを回避できるので忘れないようにしましょう。
さらに、犬を飼うのであればシャワーやトリミングをすることで、においの軽減になり退去時のクリーニング費用も安くなる可能性があります。
ちなみに、猫はきれい好きで体をなめて清潔にたもつ習性がありますが、それゆえに、トイレスペースが汚れていたら違うところでおしっこすることもあるので注意が必要です。
まとめ
犬や猫などの動物との暮らしは癒しそのものですが、退去費用のことも考えて入居したらすぐカーペットを敷くなどの対策を忘れないのが大切です。
また、今回記事での費用相場はあくまで一般的な値ですので、家を借りる前に貸主に費用について聞いておくと、安心して住めるでしょう。
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