賃貸物件に住んでいる際、突然電気がつかなくなるといったトラブルに見舞われることがあります。
いざというときに慌てずに済むよう、電気がつかなくなった際の対処法を把握しておきましょう。
今回は、電気がつかないときの対処法や設備故障時の連絡先、電気トラブルを予防するための方法について解説します。
賃貸物件の電気トラブル①電気がつかなくなった場合の対処法
部屋でくつろいでいるときに急に電気がつかなくなった場合はまず状況を把握し、適切に対処することが大切です。
まず、一度に多くの家電製品を使いすぎた結果、ブレーカーが落ちてしまっていることが考えられます。
分電盤をチェックしてブレーカーが落ちていたら、使用中の電化製品のスイッチを切ったうえで、「入」へと切り替えましょう。
また、自身が住んでいる賃貸物件だけでなく、周辺の建物の電気もついていない場合は、自然災害や工事トラブルなどが原因で地域一帯が停電している可能性があるため、復旧まで待つしかありません。
一方、周辺の建物の電気はついているにも関わらず、自身が住んでいる賃貸物件のみ電気がついていない場合は配電盤の故障などが考えられるので、管理会社へ連絡しましょう。
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賃貸物件の電気トラブル②設備故障時の連絡先と修理費用
賃貸物件に初めから備えつけられている照明器具やエアコンなどの電気が突然つかなくなってしまった場合は、すぐに管理会社へ連絡を入れましょう。
賃貸物件の初期設備の所有者が大家さんだった場合は、故意や過失による故障でなければ大家さん負担で修理してくれます。
ただし初期設備が前の入居者の残置物であるときは、たとえ入居者に過失がなかったとしても入居者自身が修理費用を負担しなければならない点に注意が必要です。
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賃貸物件の電気トラブル③予防法
ブレーカーが頻繁に落ちてしまう場合は、アンペア数が不足している可能性があります。
その場合は電力会社との契約を見直し、アンペア数を上げることで電気トラブルを予防できます。
また、賃貸借契約書にしっかりと目をとおし、初期設備が大家さんの所有者か残置物かを確認しておくことも電気トラブルの予防法として有効です。
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